2022年7月5日 11:04 AM
今年もいよいよ台風の季節がやって参りましたので、すぐにできる簡単な台風対策方法をまとめました。
ぜひ、ご参考にして頂けますと幸いです。
1.ベランダ・家の周りの片付け
ベランダの物干し竿などが強風で飛ばされ窓ガラスを割ってしまう事や落下事故などの危険性などもありますので、
ベランダにものがある場合には事前に片づけておくことをお勧めします。
また、傘や植木鉢はもちろん、洗濯バサミも屋内にしまっておきましょう。
庭や駐車場スペースの花壇や収納ボックスなど強風にて飛ぶ恐れのある物は一時屋内へ片付けて自転車等は紐等で倒れない様に固定すると安心です。
2.停電対策
移動用には懐中電灯、室内で明かりを取るにはランタン。両方備えておくと良いでしょう。
固定電話は停電すると使えない為、携帯電話が重要となります。乾電池式の充電器があると助かります。
手持ちの充電バッテリーは事前に充電しておきましょう。
テレビ・パソコンも使えないので手回しで充電できるラジオや乾電池式ラジオも必要です。
上記の物を使う為にも乾電池は多めのストックを。
単1から単4までそれぞれ必要なサイズをそろえておくようにしましょう。
3.窓の対策
台風の被害で最も多いのが強風の被害です。
台風による強風は風だけでなく、小石や木の枝、壊れたものの破片、瓦礫などの様々なものが飛んできます。
しっかりと対策をし、未然に危険を防ぎましょう。
・雨戸を確認
雨戸がガタついていたり、溝にゴミが溜まっていると、雨戸の閉まりが悪かったり強風で飛んでいってしまうことがあります。
台風が来る前に、しっかり確認しておきましょう。
・窓のチェック
ヒビがないか、鍵が閉まるかを確認して下さい。 ※ヒビは後述の対策をして下さい。
鍵が閉まらなければ、修理が必要です。
緊急の場合はサッシの溝につっかえ棒を入れて、風で窓が開いてしまわないように対策してください。
・飛散防止フィルムを貼る、またはガムテープで補強
雨戸がない窓やヒビが入った窓は、飛散防止フィルムを張って窓が割れても破片が飛び散らないように対策をしましょう。
強風による割れ防止はもちろん、地震の際の対策にも繋がるので非常におすすめです。
飛散防止フィルムがない場合は、ガムテープでも補強できます。
布ガムテープがおすすめですが、テープ痕が窓につくため、養生テープもおすすめです。
貼り方は下図のようにクロスさせて貼ります。
さらに強度を強めたい場合にはクロスと縦横にも貼るとよいでしょう。
他にも、もし水が入ってきた場合のためにサッシにタオルや新聞紙を詰めておき、カーテンを閉めておくとより効果的です。
4.浸水対策
・土嚢(どのう)と板で浸水を防ぐ
溢れた雨水や河川の洪水による浸水を防ぐために土嚢(どのう)と板を準備しておくと便利です。
土嚢袋がない場合はブロックなどの重いものを代わりにしましょう。
また、重くなく保管に便利な吸水ポリマーが入っている土嚢も売っているのでおすすめです。
下図のように板を浸水から防ぎたい場所に置き、土嚢を端や隙間などに置くのがおすすめです。
・万が一の浸水時に備えた対策
万が一浸水してしまった時の為に、移動が可能な貴重品や電化製品は2階など高い場所に移動させておきましょう。
貴重品は避難する際に直ぐに持ち出せるよう、日頃からまとめておくと、いざという時の対策がスムーズにできます。
また、2階にトイレ設備がないお住まいの方は、簡易トイレを準備されておくと非常に重宝します
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